トップページ ≫ 社会 ≫ 統一地方選挙幕開け~失敗しない候補者選び
社会
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先週末、春の嵐とともに統一地方選挙の幕が開けた。
各候補者が選挙カーや駅頭でマイクをにぎり、演説をする。その内容は各々個性が光る。
政党をウリにするもの、政策を打ち出すもの、他の候補者を批判するもの、また自己をアピールするもの…。
このマイクから流れるスピーチは候補者の人間性をあらわしていると言っても過言ではない。なぜなら、それが一番、有権者に響くものだという思いがあるからこそ、声にだすのである。
一方、きく側の有権者はというと、これも様々だ。
誰が出ようが自民党であれば応援するといった政党ファン。政党ではなく、候補者独自のファンも多い。こうだ邦子参議院議員が最たる例である。たとえ政党が変わろうが無所属になろうがその人気は根強い。また政策で選ぶひとも多い。ただこれは過去において、あるM党が有権者の飛びつくような政策を打ち出し勝利をおさめたのにもかかわらず、それを実現することなく、有権者を裏切る形となった。したがってあまり期待できないことは多くの有権者が知っているはずだ。
では、政治家が日々劣化している今日この頃、私達は有権者として何を基準に1票を投じるか。
一つ言えることは「力」だ。力は力でも権力ではない。政党の力でもない。それはただ一つ「人間力」である。
自分にその力がないものこそ、党をアピールしたり、他の候補者を批判、中傷する傾向にある。
人間力とは、定義こそないが、そのものが引き寄せる力、本質、そして能力であると私は思う。
それはその候補者が今までどんなことを成し遂げてきたかをみれば容易にわかるものだ。
本質も演説をきけば大方感じ取ることができる。人間力のあるものは政党など関係ない、ひとを批判しない、いつでも冷静である。
さらに、今、世間を賑わせている維新を除籍された女性議員から学べることがある。秘書が最悪なら政治家も最悪だということ。そう、人選力もないという結論に達する。
さあ、間近にせまる投票日、候補者の声、そしてブレーンの質を見極めてこそ、失敗しない候補者選びになるにちがいない。
(古城 智美)
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