トップページ ≫ 社会 ≫ 第一倉庫冷蔵が岩槻に新物流センター開設~さいたま市を新たな拠点とする物流戦略への布石
社会
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第一倉庫冷蔵株式会社は、この5月、岩槻長宮冷凍物流センターを開設した。開所式には清水勇人さいたま市長が駆けつけるなど、行政の側からも、この物流センターへの期待の大きさを表している。岩槻長宮冷凍物流センターは、延床面積約3万㎡、大型冷凍車用トラックバース48台、パレットやケースの取り扱える量は18,360個と、最大級の規模である。国道16号線にほぼ隣接しており、東北自動車道岩槻インターチェンジへも約4㎞と、利便性が高い立地である。また、災害時の事業継続性もしっかり確保されており、最新の免震技術を駆使し、耐震性に優れた構造となっている。そして、もし大災害等があった時、地域貢献の一環として、食糧の提供や避難場所として活用できる仕組みにもなっている。
第一倉庫冷蔵株式会社は、岩槻長宮冷凍物流センター開設に次いで、さいたま市南区に新本社ビルもオープンし、新データセンターを稼働させた。武蔵浦和駅に近い好立地で、災害時でも事業継続を支えることができる免震構造である。
第一倉庫冷蔵がさいたま市を拠点に事業展開を図ることは、さいたま市にとってもメリットがあるだけに、清水勇人市長が目指す、企業誘致戦略の大きな目玉となるだろう。
(直木 龍介)
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