トップページ ≫ 社会 ≫ もうはじまっている次の知事選 その2
社会
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県議会9月定例会あと一週間たらずと閉会となる。一見、平穏のようにみえる県議会。しかし、自民党の内輪ではかなりの不満がくすぶっている。それほど知事選の後遺症は深い。ある国会議員は「知事選はいい結果でした。私ははじめからそう読んでいたよ」と臆面もなく言い放った。そして、県議会の中堅は「我々がリーダーシップをとったら、あんな愚かなマネをしませんよ」と言っている。
そもそも、今回の候補者選びは、ある県庁幹部OBが県連会長に是非対抗馬をともちかけ、苦渋の末の決断だった。
結果、OBと親しかった塚田氏に白羽の矢があたった。どうやら塚田氏はじめ、一部の県連幹部には上田氏の条例問題が選挙の決めてになると本気で考えていたふしもある。一方上田氏は県連への怒りと、自分の生命の今後を思案し、大野参議院議員とはなし合い、自分の参議院への道を構築していたようだ。だからこそ、市長会の推薦に対しても即答を避けた。大野氏は大野氏で本気で知事を考えた。しかし、ここで上田氏はやはり知事をあと一期やりぬくことにきりかえてしまった。大野氏は一瞬とまどったようだが、冷静に自己の探求を考えたようだ。そして、上田氏への協力を約束しながら、次期に備えてすでに大きなステップをきりはじめている、と見るのが正しいようだ。
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