社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
当社既報、自民党総裁候補として注目を浴びている麻生太郎氏の後援会設立は、早くも県内に大きな波紋を呼んでいる。
麻生氏の埼玉の後援会は、既に2001年、国会議員の山口泰明氏の音頭とりで「麻生太郎埼玉同友会」として活動をしていた。しかし、山口氏が先の自民党総裁選で急に安倍晋三氏の指示にまわったため、麻生氏の埼玉での得票がゼロになってしまい、埼玉同友会の会員たちも大きなショックを受けていた。
だが、この麻生氏の会は、最近また活動し始めた矢先の「麻生太郎埼玉後援会設立」により、会員たちに大きなとまどいが広がっているという。なんといっても、政界透視術NO.1の実力者、佐久間県議がリーダーだけに、この影響力は計り知れないものがある。さらに、佐久間氏、野本氏、深井氏というトライアングルコンビの存在は、他党や上田県政に、大きな刺激剤となるだろう。
しかし、次なる総選挙は、自民、民主を中心としながらも、平沼新党の結成も現実味を帯びてきており、逆にこの機会を捉えて、自民党に大きな痛手を加えたいと、民主党の若手県議たちも勉強会の準備を始めているという。
いずれにしても、佐久間氏の自民党県議団入党は、埼玉県政治風の大きな眼であることは確かだ。
バックナンバー
新着ニュース
特別企画PR