社会
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このところ異常な天候が続いている。いくら三寒四温の季節といっても六寒一温のような感じだ。そのせいか政界の動きも変だ。もう民主党の正体はばれてしまってあきれるばかりだが、一方の自民党の方は、まとまるどころか脱藩者が相次いでいる。まさかNHKの龍馬を気取っているのではあるまいが、脱藩者に龍馬なんか見当たらない。もちろん、自民党もお粗末だ。今回の舛添さんは志があって脱藩したとは思えない。龍馬は正確には二度脱藩しているのだが、日本を真剣に思うあまりの死を賭した行動だった。だからこそ大藩を動かし、日本を変えた原動力となった。舛添さんは正体不明の人気度におぼれて、そのおぼれるものにすがろうと、力を失っていった人達も一緒におぼれた感じだ。首長という人達の新党も、背景に何かあるのか?何かうさんくさいものがうごめいている感じが強いのは何故か?彼らには捨て身になってという雰囲気がまるでない。
そこで上田知事。この日本創新党なるものの応援団長になった。埼玉の自民党も民主党も驚きの色を隠せない。さらに、民主党への批判めいた言動もかなりくりかえし、知事、御乱心とあわてている部下達もかなりいるという。ここへきて、たちあがれ日本という新党にも批判の矢を放った。知事は来年、三選の審判を受ける。だとしたらもう少し、自分の本籍地を大事にした方が良いのではないかと、政界すずめ達はさわいでいて、やかましい。しかし、知事をはじめとした首長は全方位が好ましい姿ではないだろうか。いわゆる「鵺」-ぬえなのだ。頭は猿、胴体は狸、しっぽは蛇。来年の地方選にかま首をもたげようとしている候補者達も間違ってはいけない。どの党から出馬するべきかどうかは「鵺」の動向をあまり参考にしない方がよろしいのではないか。
みんなの党も鼻についてきた。人気を過信していまいか。人気なんてうたかただ。最初はパッとしない方が信用できる。そもそも、小選挙区、二大政党制なんて一つの虚構だ。イギリスでさえ、第三極が大きく抬頭してきて、本当の期待が寄せられているという。この小選挙区制も十数年前、かの小沢一郎氏によってひよわな国会議員達がひねられてしまった結果だ。
その小沢さんが“日本の民主主義の確立”のために頑張ると叫んでいるのだから、しらけることこのうえないではないか。
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