今日明日にも辞める可能性が出てきたので鳩山ネタはこれが最後からもしれない。以下は私のブログを多少加筆修正したものである。

5月30日

級長鳩山由紀夫君の通知表　

級長鳩山由紀夫君の通知表を5段階評価で作ってみた。
　
軍事防衛　　2
　最近米軍の抑止力に気がついたのには呆れた。「愛」があれば互いに分かり合えると思い込んでいるので彼の辞書には侵略も防衛もないのだろう。
　
外交　　　　1
　中国が勝手に尖閣諸島の領有権を主張しているだけなのに「両国間に領土問題がある」などと相手に乗じる隙を見せたのはいただけない。あの調子ではもし中国が沖縄の領有権を主張したら「両国間の領土問題は話し合いで解決しましょう」なんて言いかねない。
　
経済財政　　2
　菅直人君が唱えた国債発行抑制にも消費税アップにも消極的。菅直人君が代りに級長になるのを嫌がっているという噂がある。男のジェラシーは嫌だね。
　
企業税制　　1
　共産党の誰かさんに説得され一時は企業の利益剰余金に課税しようとしたのは褒められない。そんな二重課税をすれば世界の物笑いになり企業の海外逃避を促すだけだ。企業の利益剰余金と個人の貯蓄はまったく意味が違うことをご存じないらしい。世界の趨勢は企業減税の方向だ。サラリーマンも企業経営の経験もないから無理もないか。
　
国語　　　　2
　「朝三暮四」を「朝令暮改」と混同した、「腹案（只の思い付きを腹案とは言わない）」の意味を知らない、「小沢一郎君に進言する（正しくは「助言する」）」などと言葉の誤用がある、耳障りな「～させていただく」を乱用する。「泣いて馬謖を斬る」の成語も知らない。
　
環境　　　　2
地球温暖化と二酸化炭素主因説を無邪気にも今もって信じている。
　
家庭科　　　1
　お母さんからたくさんおお小遣いをもらえば贈与税が発生することも知らなかった。
　
ファッション　　1
今年のワーストドレッサーの一番手にノミネートされている。
　
英語　　　3
場所柄もわきまえず「トラストミー」と言った。
　
数学　　　5
彼が議員になるまえの最終職歴は専修大学の助教授（担当科目は数学）
　
道徳　　　1
人妻を略奪したのだから勿論評価は最低。

生活態度

謝れば許してもらえるという甘えが見受けられる。「苦渋の決断」とか「断腸の思い」などと言って同情を引こうとするのが鼻につく。級長ともなると正直ならいいってもんじゃない。「誠心誠意嘘をつく（祖父一郎の参謀にして保守合同の立役者三木武吉の言）」ことも必要だ。祖父一郎のように周りに三木武吉も河野一郎（太郎の祖父）もいなかったのは気の毒だが、優れた人材を惹きつけるのも指導者の条件だ。

以上級長を続けるのにふさわしい成績とはとても言えない。元祖ユトリ世代って彼のことだったんだ。まさか今頃級長を辞めるかどうか奥さんやお母さんに相談しているんじゃないでしょうね。
彼が政界引退後回顧録を書くとすれば題名は「永田町の中心で愛を叫ぶ」で決まりだな。

5月26日

鳩山首相と岡田監督のツーショットを見ながら考えた。この二人の中どっちがどっちを励ましたのだろう？ それとも「同病相哀れむ」？　以下は二人の会話
　
岡田監督「『泣きっ面に蜂』ならぬ『普天間に口蹄疫』ですね」 
　

鳩山首相「うまいこと言うねって感心している場合じゃないか。君のほうこそ中村俊輔のリタイアなど大変だね」
　
岡田「お互い辞める時期はいっしょになりそうですね」 
　
鳩山「君は進退伺いを出す相手がいるけど、こっちはいないからな」
　
岡田「小沢さんじゃないんですか？」 
　
鳩山、憮然として答えず。 
　
以上見てきたわけではないが大方こんなところだろう。

尚私の昨年大晦日のブログでは今年2010年、鳩山首相の辞任確率80％、日本サッカーのワールドカップ予選リーグ突破確率5％としている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ジャーナリスト　青木亮）