トップページ ≫ 社会 ≫ 県議補欠選(坂戸市)自民推薦 対 民主推薦の混沌
社会
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9月3日告示、9月12日投開票の坂戸地区県議補欠選は混沌とした様を呈している。立候補を表明しているのは、自民推薦の小川ただし氏と、民主推薦の木下たかし氏の2人。もともと県議会は政党政治の場であり、したがって、政党の公認、もしくは推薦を得られない場合は、完全無所属というかたちが通例となっている。今の制度でいくと、国会の選挙がそのまま県議選の形となっている。しかし、その地区の実情によっては、必ずしもそういう形にならない。国会の選挙と県会の選挙は地縁、血縁によって、若干異なる場合があるからだ。しかし、これでは政党制も何もなくなってしまい、一本筋の通った政治の姿は遠いものとなる。今回のように、昨年政権が変わったばかりだと、ある国会議員を支援してきた人達の中にも、政権政党の側につく場合が多々あって、混沌が生じてくる。リーダーシップの弱い国会議員は時として両方の陣営に良い顔をする場合も時にはでてきてしまう笑止千万の光景ができあがる。坂戸地区の選挙はまさにこんな光景だ。政治家不在、政治不在は地方のこんな選挙にも露呈しているようだ。
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