社会
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今秋、相川氏はさいたま商工会議所の会頭就任が決まっていた筈だが、その話は全くなくなった。相川氏が会頭になるためのポストである副会頭職を突然辞任したからだ。果たしてこの経過に何があったのか。はっきりしていることは、商工会議所内部からの批判、厳しい一般の世論が背景にあったことだ。しかし、この件は相川氏がどうしても会頭になりたかったという事情ではない。なり手が居ないなかで、現会頭の強い要請、そして副会頭をはじめとした幹部の了承があったからこそ相川氏はそれに乗った、担がれたというところにある。もちろん、会頭職は極めて高い名誉的要素もあって、魚心あれば水心という側面もまるでなかったとは言えまい。この件に詳しい筋によると、ある数人の有力者が動機は不明だが、ここへ来て反対の運動を展開し、それが今回の結果を生んだという。しかも、そのメンバーはかつて相川氏に近かったというだけに、相川氏のプライドをかなり傷つけたという。もしこの話が本当だとしたら、相川氏に同情せざる得ない一面がある。担ぎあげておいて、そして、結果として足元をすくうのはもっとも卑劣な行為だ。相川氏寄りの別の幹部達は、辞意をもらしているという。いずれにしても、相川(前)さいたま市長の怒りと憂鬱はこの秋の長雨のようだ。
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