文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
この時期、私は毎日 戦っています。
目がクシュクシュ、鼻がグシュグシュ、くしゃみの連発・・・
そう、花粉症との戦いです。
自慢にもなりませんが、花粉症という名が世に広まる前からの
ベテラン中のベテラン花粉症患者です。
ある日、いつものように電車の中で鼻をグシュグシュしていました。
すると 「はいっ、どうぞ。」という声が聞こえました。
声のするほうを見ると、「花粉症は大変ですね。」と言って、
横に立っていた男性がポケットティッシュを差し出してくれたのです。
私の悲惨な状態をみて、
見かねて、ポケットティッシュを渡してくれたようです。
ですが、一瞬 “この男性はなに?怖い!” と警戒してしまいました。
今の世の中、他人と触れ合うことが減っていますよね。
たまたま電車の中で隣に立った人に
ポケットティッシュをあげるなんて事はなかなか出来ないと思うのです。
ただ単に親切にしてくれたのでしょう。
それなのに、何て失礼なことをしてしまったのでしょうか。
素直に喜べなかった自分が情けないです。
また、お会いすることができたら、
「本当にありがとうございました!」と御礼がしたいです。
そして、心の中でそっと、
「警戒してしまい、すみませんでした!」と御詫びもしたいと考えています。
人の親切心に触れることができて嬉しかったです♪
ただ、人前で花粉症の酷さをみせつけないように
気をつけなければいけないと切に思いました!!
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