文芸広場
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センター試験の時期がやってきた。
現在日本には約740の大学ある。
高校生の息子を二人もつ私だが全く知らなかった。
昨年、田中真紀子前文部大臣が、三大学の開学申請にノーを突きつけたことで、興味をもったのだ。
今、日本の私立大学の約半分の定員割れをしているという。
少子化により子供の数が減る一方、大学の数が増えているというのは、矛盾を感じる。
小泉政権時代に、四年制大学の規制緩和をした結果であるといわれている。
現在、大学を選ばずにお金さえ払えば、100パーセント入学できる。
しかし、大学を卒業しても、この不況の時代に就職できず、大学院や留学をする学生も増えているという。
私立大学なら、卒業するまでの学費が約500万円、国立大学であれば約200万円。奨学金を受けて学ぶ学生も多い。
果たして大学とはなんであろうか?
自分の選んだ大学に誇りをもち、四年間で何を学ぶのかをよく考えてほしい。
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