昔から、学校で出席簿といえば50音の名前の順でした。ところが昨今、生年月日を採用している学校が有ることを知り、固定観念に固まっていた私には驚きでした。

さらに、男女共同参画社会基本の施行以、来男女の平等という観点から、男女混合出席簿を採用した学校も有るとの事。

出席簿は主に出席確認や健康診断、スポーツテストなどでよく使われます。生年月日の順番ですと、小さいうちは月齢で差が大きく出ることもあり、何をするのでも月齢が近い子を一緒にした方が効率が良いという利点が有ります。その点、男女混合の出席簿は、実用的な面で、たとえば体育など男女別々に活動する場面など様々な場面において不便な局面が多々あり、非効率的なのではないでしょうか。これについては、取りやめたケースも有るようです。

順番が早く得をしたり、嫌な思いをしたり、それは後ろの人にもいえる事です。背の順、成績順、入所順、など順番にはいろいろありますが、成長の過程で色々な体験をするのも、それぞれひとつの勉強です。

何がベストかはなかなか難しい事ですが、成人の集まりでの「生年月日順」は、遠慮させて頂きたいところです！