トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話2014.5.12 「知事選トラウマ」
コラム …埼玉の余話
六月には上田知事の去就が明らかになる。といっても知事の昨今の動きは出馬へのGO!そのものだ。
対する自民党はどうやら官僚を準備しているようだ。だが、なかなか決定に至らないのは過去の知事選のトラウマがある。
統一地方選では自民党が勝利しても、県民は自民党推薦の知事よりも県民党を選んできたからだ。畑知事、上田知事、そして土屋知事ですら、スタートは自民県連の意に反しての出馬だった。
二年前のさいたま市長選も然りだった。
国の総選挙で自民党が圧勝したあとの選挙であったにもかかわらず、市民党を名のった清水氏が自民党が総力をあげた候補に圧勝した。それぞれ原因はどこにあったのか? 有権者は権力というものに微妙な心理をもっていて、驕れる態度を嫌うからなのだ。
自民党は信じている。しかし、いいのか?
それで? なのだ。人は筋とか理のまえに、やはり、情とか謙虚さが好きなのだ。
あくまで私感だが。
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