トップページ ≫ 社会 ≫ 公のために尽くす~上田清司候補選挙戦初日を振り返る
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昨日7月23日、埼玉県知事選挙が告示され、4期目を目指す現職、上田清司候補も出陣。午前10時浦和駅西口でおこなわれた出陣式に臨んだ。時折雨がぱらつく天候の中、会場周辺は身動きが取れないほどの支援者が集まっていた。また、県内外から衆参両院の国会議員、市長、町長、県議会議員、市議会議員も多数駆けつけ、上田候補に対する期待の大きさを物語っていた。
選対副本部長である富岡勝則朝霞市長の司会で出陣式が始まり、選対副本部長で町村会会長である吉田昇滑川町長、選対本部長で市長会会長である田中暄二久喜市長が推薦した経緯を説明。さらに上田候補の実績を評価し、安定した埼玉県の発展に上田候補が欠かせないことを強調した。支援団体からは、小林直哉連合埼玉会長が挨拶に立ち、全力で上田候補の支援を約束した。続いて来賓あいさつとなり、ひときわ歓声が大きかったのが法務大臣などを歴任した鳩山邦夫自民党衆議院議員である。「上田さんなら党本部から文句を言われることはないだろう」と前置きしながら、衆議院議員時代のエピソードと友情秘話を披露しながら、上田候補の実績を紹介。民主党からは原口一博元総務大臣、維新の党からは柿沢未途幹事長も駆けつけ、異口同音に埼玉県の更なる発展のために上田候補の存在は絶対に欠かせないことを強調した。県内の首長を代表し、清水勇人さいたま市長も公務の間隙をぬって駆けつけ、犯罪発生率の減少や企業誘致など、上田知事が果たした役割は大きい。上田知事によって、埼玉県とさいたま市の二重行政は解消され、これからも強力なリーダーシップで埼玉県を引っ張ってほしいと熱弁をふるった。そして登場したのが、ギニア日本交流協会顧問でタレントのオスマン・サンコン氏である。上田候補の古い友人であるサンコン氏は、ユーモアを交えながら、埼玉の素晴らしさと上田候補の人柄の良さを紹介した。来賓あいさつに続き祝電披露では、二階俊博自民党総務会長、平沢勝栄自民党衆議院議員、羽田孜元総理大臣から熱のこもったメッセージが読み上げられ、集まった支援者から歓声が上がった。
いよいよ上田候補登壇である。上田候補はこれまで知事として積み重ねてきた実績を語りながら、「県民の税金を使っている以上必ず成果を上げなければいけない」ことを強調した。その実績を踏まえて、「2025年問題」に対し、しっかりと取り組むことを約束。また、生活保護家庭に育った人が家庭を持ち、再び生活保護家庭になってしまう所謂「負の連鎖」を何としても防がなくてはいけないことも強調した。
正午からは朝霞の上田事務所で事務所開きが執り行われ、地元を中心に多数の支援者が集まり、こうだ邦子参議院議員など国会議員や周辺の市長、県議会議員、市議会議員も駆けつけた。
午後5時30分からは秩父駅前で「第一声」となった。秩父駅前には200人ほどの支援者が集まり、大澤タキ江長瀞町長など周辺の首長、そして河村たかし名古屋市長も駆けつけた。大澤長瀞町長は、上田候補に向けられた批判を一蹴し、「上田知事が一番」と絶賛した。また、石木戸道也皆野町長は、これまでの12年失政はなかった。昨年批判を浴びた大雪の問題、西武秩父線問題もしっかりクリアした。上田知事じゃなければ、迅速に解決できなかったことを強調した。そして、上田候補の盟友である河村たかし名古屋市長の応援演説である。おなじみの“河村節”で、時折上田候補の突っ込みを受けながら、衆議院議員時代のエピソードを披露し、上田県政を絶賛した。上田候補本人からは、甲武信ヶ岳から流れ出る1滴の水が荒川となり、その荒川の水が水道水として埼玉県民に使われ、秩父の空気が酸素を作ってくれる。秩父の存在は埼玉に絶対に欠かせないことなど、秩父で第一声を発する意義について説明があった。秩父駅前に続き、長瀞でも演説会を行い、上田候補の長い1日が終わった。
各演説会場には大勢の支援者が集まり、盛り上がったが、一貫して上田候補は、条例違反に対する批判にさらされることを覚悟し、政治信条を乗り越えてまで挑戦する意義をしっかりと有権者に向けて説明をしている。本来なら知事を勇退し、のんびりしたかったのだが、公のためにまだまだ力を尽くさなければいけないことを実感し、4選に挑戦したことも強調している。
これから16日間、上田候補は県内各地を回り、有権者に対し筋の通った、そして血の通った政策を訴え続けるだろう。
直木 龍介
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