トップページ ≫ ライフ ≫ 健康 ≫ 熱中症から守る飲み物「牛乳」
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熱中症は、体温調節機能がうまく働かなくなったり、体内の水分バランスが崩れたりすることが原因で起こる症状のことです。熱中症を防ぐには、高温環境を避け、こまめな水分補給が大切ですが、暑さに強い体を作ること、すなわち体温調節機能を上げることが重要となります。体温調節機能とは、発汗や皮膚にたくさん血液を送ることで体外に熱を放出し、体温を下げる働きのことです。そのためには体の中の血液量を増やすとともに筋力も上げて、心臓に血液が戻りやすい状態にすることが必要となります。
そこで牛乳の登場です。運動直後の体は、たんばく質や糖質の取り込みが活発になっているので、牛乳を飲むことで体温調節機能の改善や筋肉作りに繋がります。牛乳は、たんぱく質、糖質を豊富に含む飲み物です。運動後にたんぱく質を摂取すると、アルブミンという物質が作られます。アルブミンは血液中に水を集める効果があり、血液量を増やすことになります。その結果、汗をかきやすくなり、体の外に熱を逃がす働きが強くなるのです。
「運動+牛乳=暑さに強い体」、炎天下の外出や運動の後に牛乳を飲む習慣をつけましょう。普段から体力作りとして、涼しい時間帯や涼しい室内で、息が弾むくらいの運動を15分~30分、週に3~4日行い、直後にコップ1杯の牛乳を飲みます。牛乳が苦手な場合、チーズやヨーグルトなどの乳製品でも効果を期待できます。無理をせずできる範囲で続けましょう。
子供は発汗による体温調節が未発達なので、1回の運動を15分~30分で休憩をとり、しっかり休みましょう。また体力のない人や高齢者は体にあまり負担がかからないように、早歩きとゆっくり歩きを3分間交互に歩く「インターバル速歩」が適しています。
牛乳に含まれる栄養成分は、体力を消耗した体を回復させるのに有効です。運動後に牛乳を摂取して、運動した翌日に不調を残さず快適に過ごす体力を手に入れましょう。
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