トップページ ≫ 社会 ≫ 反省しない自民党県連に対する怨嗟の声
社会
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57万票という大差で上田知事に惨敗した自民党。それでも県議団は強気を崩さず、徹底抗戦を叫び続けているが、自民党関係者の間では、新藤県連会長や県連幹部に対する怨嗟の声が日に日に強まっている。
ある自民党関係者は「こんなにやりにくい選挙はなかった。元々上田さんは自民党の中でも人気がある。県議会の中で何が起きているか分からないが、我々に詳しい説明もなく、上田は駄目だから塚田をやれと言われても、やる気が起こるわけがない」と、吐き捨てるように言った。また、ある関係者も「どうせ塚田は負けるから、応援しているフリだけしてくれと関係者に言われ、ポスター貼りや街頭演説の時のビラ配りも手伝った。でも、応援したくない候補者をサポートするのは本当に苦痛で、胃が痛くなった」と嘆いた。
県知事選における自民党の迷走は今に始まったことではなく、遡れば畑和知事の時代、自民党県連は「畑和打倒」を掲げ、松永禄郎氏や関根則之氏を擁立したが、いずれも大敗している。当時の県連関係者にとってかなり屈辱的なことなので、当然反省し、分析もしていたはずだ。それなのに塚田氏を擁立し大敗した自民党県連の罪は重い。敗戦を反省しているなら、謙虚さがあって然るべきだが、反省どころかますます傲慢になり、上田知事に徹底抗戦を叫ぶ自民党県連と県議団は今こそ大いに反省すべきである。今回の選挙戦で上田知事をしっかりとサポートした民主党・無所属の会、無所属県民会議、無所属改革の会に所属する26名の県議会議員は、これ以上自民党の暴走を許してはいけない。
(直木 龍介)
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