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「2015ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」まであと1月~出場選手発表記者会見で上田知事と清水市長が意気込みを語る
2015年09月25日
10月24日土曜日、さいたま新都心で開催される「2015ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」の出場選手発表記者会見が9月24日ラフレさいたま(さいたま市中央区)で行われた。冒頭、大会実行委員長である清水勇人さいたま市長が挨拶。大会にかける意気込みを述べ、記憶に残る大会にするために全力を尽くすと、力強く語った。続いて登壇した大会顧問の上田清司知事は、自転車保有台数日本一である埼玉県で、世界的に最も有名な自転車レース「ツール・ド・フランス」の冠が付けられたイベントが開催されることは意義深く、埼玉県全体のスポーツ振興のために必要不可欠であることを強調した。また、上田知事と清水市長は、プレス向けの質疑応答時間の際、弊社からの「世界から、あるいは日本中から耳目が集まるこのイベントで、埼玉県とさいたま市のアピールポイントは?」という質問に対し、先ず上田知事が、「さいたまクリテリウム開催で、(自転車保有台数と川沿いを走るサイクリングロード170kmの最長距離など)自転車文化先進県である埼玉県の存在を日本中、あるいは世界中の方々に知ってもらいたい」と答えた。清水市長は「たくさんの方に来て頂き、同日開催の“さいたまるしぇ”や“サイクルフェスタ”も楽しんでもらいたい、できれば1泊して、盆栽村や鉄道博物館など、さいたま市を楽しんでほしい」と答え、国内外からの見物客を、クリテリウムだけではなく、周辺観光地にも呼び込みたいという強い気持ちを表した。
尚、参加選手について、海外招聘選手は、A.S.O.プロジェクトマネージャーであるフィリップ・フルニエ・ド・ロリエール氏より7チーム28名が参加すると発表された。その中には、今年のツール・ド・フランスで総合優勝し、一昨年のクリテリウムメインレースでも個人優勝したクリス・フルーム選手などが参戦し、日本を代表するロードレーサー新城幸也選手も参戦する。国内からは7チーム26名の参戦が予定され、代表して中村龍太郎選手が記者会見に臨み、力強く抱負を述べた。今回から導入される女子選手によるタイムトライアルには、7名の出場が予定されており、代表して浦和工業高校の細谷夢菜選手(さいたま市中央区在住)が記者会見に臨み、大会にかける強い想いを語った。この女子タイムトライアルには、筑波大坂戸高校の梶原悠未選手(和光市在住)も出場が決まり、埼玉県の女子選手に対し、大いに注目が集まるだろう。同じく今回から導入されるパラサイクリング選手によるタイムトライアルには、国内外から7組8名が出場し、選手を代表し、パラサイクリングロード世界選手権MC3ロードレースで優勝した藤田征樹選手が会見に臨み、抱負を述べた。
いよいよ「2015ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」開催まで1月。大会の概要も決まり、出場選手もほぼ決まった。また、株式会社ジュピターテレコム(J:COM)が冠スポンサーとなったことも発表された。女子選手やパラサイクリング選手によるタイムトライアルなども新設され、ますます見どころが多い、見応えある大会となるのは間違いないだろう。
直木 龍介
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