コラム …埼玉の余話
「民意」ということがちょっとした話題になっている。
民の意志、国民の意志、有権者の意志・・・別に難しい意味はない。しかし、民意のとらえ方に問題がある。
安保法案反対のデモが3万~5万人で国会周辺をねり歩いた。そして主催者側は10万とも、12万とも発表した。そしてそれをとらえて反安保の立場に立つ国会議員達が民意の多数は安保法案反対だと言った。加えて世論調査も反対が多いと胸をはった。
しかし、本当の民意は選挙にあることを忘れてはならない。選挙こそ民意なのだ。安倍総理の支持率がどの調査でも4割を下らなかったのは民意とはいわないが、民意の予兆なのかもしれない。
したがって、来年の参議院の選挙は本当の民意が現われる。後ひとつ、民意は直近のものが民意であって過ぎ去ったものはすでに民意ではない筈だ。県議会に於いて、上田さんが圧倒的な票差で勝利したにはまさしく民意であって、春の統一選の自民党の勝利はすでに民意の残滓であることはいうまでもない。民意には率直に耳を傾け一日も早く、車の両車輪を県議会、執行部ともに演じてもらいたい。
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