トップページ ≫ 社会 ≫ 「2015ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」明日に迫る!~前日から熱気あふれる新都心周辺
社会
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いよいよ明日10月24日土曜日、さいたま新都心を舞台に「2015ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が開催される。開催に先立ち、23日金曜日、ラフレさいたまで前日記者会見が行われた。冒頭、大会実行委員会会長を務める清水勇人さいたま市長が挨拶に立った。「スポーツの振興はもとより、自転車関連施策を展開し、自転車を活用したまちづくりを進めているさいたま市にとって、本大会はシンボルとなる存在。大会の開催を通じてスポーツの街さいたまのブランドイメージを広くピーアールし、多くの方々に本市の魅力を伝えられると考えている。さいたまクリテリウムの開催は今年で3回目となるが、これまでの大会開催を通じ、自転車ロードレースを多くの方に知って頂く機会を提供させて頂いたものと自負をしている。今年も、より多くの皆さんに自転車競技や自転車文化に触れて頂きながら、環境負荷が少なく、健康増進にもよく、私たちの生活に密着した自転車という乗り物に改めて関心を寄せて頂くきっかけとなることを期待している。大会に出場するすべての選手が全力を出し尽くし、コース沿道や、テレビの前で観戦される皆様を、興奮と感動を包んでくれるものと確信している」と抱負と、さいたま市長として、如何に
さいたま市にとってこの大会が重要なのかを述べ、さらに、さいたま市民やファン、協賛各社、関係各位に感謝の言葉を述べた。清水市長に続き、A.S.O代表のジャン・エティエンヌ・アモリ氏が登壇し、今回のレースの特徴や見どころを説明し、選手への熱い声援を期待すると述べた。 アモリ氏の挨拶に続き、選手が入場。今年のツール・ド・フランスで総合優勝し、一昨年のクリテリウムメインレースでも個人優勝したクリス・フルーム選手や、ホアキン・ロドリゲス、ロメン・バルデ、マキシム・ブエ、ジャン・デゲンコルブの各選手、新城幸也、別府史之、中村龍太郎の各日本人選手が登壇し、それぞれ意気込みを語った。そして、さいたま市教育委員会が取り組む「英語活動」の一環として、さいたま市立下落合小学校6年生、小熊風花さん、村上一真さん、中村優心さん、小林龍之介さん、山下夏生さんが「小学生リポーター体験」に挑戦し、各選手に英語で質問をした。フレーム選手も小学生の鋭い質問にたじろぎながらも、丁寧に、そして優しく答えていたのが印象的だった。
ラフレさいたまには、一目選手を見ようと数多くのファンが集まっていた。ベルギーから単身訪れた女性は「さいたま市の皆さんは本当に温かい。こんな素敵な場所でクリテリウムレースが開催されるのは素晴らしいこと」と、親切なさいたま市民に感激した様子だった。また、都内から駆けつけた女性は、「クリス・フルーム選手の走りに期待しています。いつまでもさいたま市でクリテリウムが開催されることを願っています」と、興奮気味に語ってくれた。大会前日なのに、新都心周辺は早くも熱気にあふれ、今か今かとレースのスタートを待ちわびるファンが日本国内だけに限らず、世界各国から続々と集結している。
直木 龍介
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