トップページ ≫ コラム ≫ 男の珈琲タイム ≫ 長嶋茂雄と野際陽子と深田恭子達
コラム …男の珈琲タイム
長嶋茂雄はスター中のスター。もうこれ以上の人はでまい。B型人間の典型だ。エピソードは多過ぎて省くがへんな造語は特におかしかった。「あのサバね、魚ヘンにブルーね」ほら鯖のことだ。「まあ、失敗は成功のマザーでしようね」。成功の母といいたかったのだろう。それにもまして、あの天を貫くような明るさは何だろう。
さらにまさに天才的な勝負強さ、あげたら枚挙にいとまがない。その長嶋が女優の野際陽子と立教大学で同級生だったことはいがいと知られていない。共に79才。長嶋は大病を患ったが野際は病には無関係。健康には人一倍気を遣い、ヤサイを豊富に召しあがるのだそうだ。本人いわく「野際を訓でよむとヤサイでしょう」とジョークもとばす。菜食主義者は早死にが多いこともよく知っていて、肉も充分とっている。日本で最初にミニスカートをはいた女優とあって、美を追求しつづけている。3000人の応募者のうちわずか3人ぐらいのNHKのアナンサーに合格したのだから相当の才女だ。
最初の夫、今話題の千葉真一と別れたのがよかったのかもしれない。別れたあと、より美しくなった。千葉が求める二十代の女子大学生のへの恋は、もしかしたら昔の野際のおもかげを慕っているのかもしれないのだ。それにしてもみな元気だ。折れていない。皆、太陽にむかっているではないか。高齢化社会のひまわりなのだ。
では深キョンは? 32才。とにかく、水泳も書道もみな一流だ。努力も人一倍。女優として人間として女として、行末が楽しみだ。
97才の元気ハツラツの現役医師が言っていた。サムウェル・ウルマンの詩から「青春とはバラの面差し、くれないのくちびる、しなやかな手足ではなく、たくましい意志、ゆたかな想像力、もえる情熱をさす」と。
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