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コラム …男の珈琲タイム
【折々の女将たち】
名女将と呼ばれなくとも
四季折々の花のように
様々な色彩を放ちながら
生きとし生きる女将模様を綴る
【逆転のドラマをねらう女将】
群馬県でもその名を知らぬ人はいない、有名ホテルが突如として、経営を譲った。社長も女将もその日から雇われの身となった。放漫経営が原因だった。仕入れも支出も全てドンブリ勘定がたたった。プライドの高い女将は夫の社長を責め立てた。何一つ苦労しないで、そのまま会社を継いだ二代目のひ弱さに、女将も似たもの同士が災いしたのだ。でも人生はどれだけやり直しの力があるかが、勝負どころ。特に女将は、ゼロからの人生スタートと決めて、五十路を過ぎて、尚一層、輝いている。必ず逆転のドラマを創ろうと。
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