トップページ ≫ コラム ≫ 男の珈琲タイム ≫ 日本の名女将「従業員を変えるには、女将自らが変わること」
コラム …男の珈琲タイム
【折々の女将たち】
名女将と呼ばれなくとも
四季折々の花のように
様々な色彩を放ちながら
生きとし生きる女将模様を綴る
【従業員を変えるには、女将自らが変わること】
板前が、女将の人間力と経営力に深い尊敬心をもっている料亭は、やはり一流だ。開店当時は一人だけの板前だったために全てを牛耳られ体調まで崩してしまった埼玉中都市の女将は、朝五時の起床を四時に変えた。就寝十二時を一時に変えた。客のもてなしも今までの自分になかったものを全て取り入れ、一年無休の日々を送った。人を変えようという女将の実戦で学んだ哲学が実った。板さんが両手をついて謝った。爾来、その板前が仲間をよんだ。また、部下ができたおかげで、その料亭はレパートリーを広げ、今では昼も夜も万来の客。女将の笑顔には悟りに近い深みと味がある。若女将も若鮎のように旬の時を生きている。
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