トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 市長も有権者も賢くあれ
コラム …埼玉の余話
地方の首長、すなわち市長が、人気とりのために交通誘導までするとなっては世も末だ。ほとんどの政治家は慢心病にかかって失墜する。例えば、約束を守らなくなることがでてきたら、この病はかなり進んできているとみていい。4年前もある市長はそれで失墜した。世間はまさかと思ったが、お天道様はしっかり見ていた。民主主義だから、たいした人物でなくとも、慢心の人よりも、一生懸命に軍配をあげる。しかし、慢心だけが悪いのではない。本分を忘れて、有権者に媚びへつらう行動ばかりとって自己鍛錬を怠っているようでは、これまた勝利の女神に見捨てられるだろう。人の上に立つものは少なくとも賢人の要素をもちそなえ、達人になろうとする努力をし続ける人でなくてはならない。そしてまた、本当の側近をつくり、多くの民の声を聞き、政策にまで高めていかなければならない筈だ。来年は大きな選挙と、注目される市長選を控えているだけに、有権者は賢い判断をしなければならない。小選挙区制の中の国会議員も、度量を試される大事な年になる筈だ。
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