新しい年は希望に満ちている。満ちて来る潮のようだ。さ、この潮に乗って新しい航路をいこう。

さいたま市は魅力に富んでいる街だ。完成されたものがない。だから大いに政策を打だし、その実現をはかるべきだと思う。ものすごく大きなことを言わせてもらえば、かつてのアメリカ大陸がコロンブスによって発見され、ままたくまに世界一のアメリカ合衆国ができあがったように、荒野的で未開発だったからこそ政令市はおもいきれる筈だ。４年後にオリンピックが開催されるのだから大きなホテルの誘致はもってこいだ。「国際都市」の下地のためにも、必須だ。新都心をへそとして大宮も浦和も、商業都市、文化都市の充足をはかるべきだ。水素はこれからのエネルギーの主役にもなりうる筈だ。自前でエネルギーの供給ができれば、絶対的に企業王国となり街はうるおう筈だ。風力発電も、最近は非常に注目されてきている。LRTもまずは新都心をモデル地区としてやればおもしろい。世界の盆栽展をさいたま市はもってこようとしているが、これを期におもいきった日本文化の殿堂都市、さいたまを創るべきだ。自転車都市さいたま市は、レンタサイクル立体駐輪場を設立して市民の要望に応えていくと、名実ともにこれまた、自転車環境都市の名を覇せることになるだろう。こうやって考えていくと希望に翼ができてはてしなく飛翔していくようだ。

サル年は、知恵の年だ。市民一丸となって知恵を出し合っていきましょう！　

さあ、新春。

編集長　伊集院　隼人