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コラム …雪んこの頑張って咲きます♪
この冬、初めての雪が降った。
あたりは銀世界、真っ白な雪におおわれた。
その日の22時15分。
多くの国民がテレビに釘付けになった。
瞬間最高視聴率、関東が37.2%、関西は33.8%という記録を打ち出した。
テレビにはSMAPがいた。
国民の多くはこの時を待ちわびていた。そう、雪が彼らを包んだ。
しかし、その並びに愕然とした。
私たちファンが求めていたSMAPではなかった。
通常だと、SMAPはリーダーの中居を真ん中に、中居が話の口火を切るか、最後にまとめる立場にある。それなのにその日のリーダーはキムタクだった。
誰も予想だにしないことだった。
私はキムタクが大好きだ。他の4人と比べられないくらい大好きだ。
だが、その好きな理由をあらためて思った。
SMAPであるキムタクが好きなのだ。
絆を大切にし、ここまで5人でやってきたキムタクが好きなのだ。
キムタクはSMAPの中の唯一の二枚目だ。
中居は二枚目でありながら、リーダーとしてその存在をキムタクに譲り、三枚目を演じる。
他の3人もキムタクを二枚目として持ち上げる。勿論かっこいいのだから仕方がないが…。
そのポジションが上手くできていてSMAPは最高のアイドルでいられる。
そう、SMAPツートップのキムタクと中居は芸人でいえば、ダウンタウンのような存在であった。プライベートでは一切付き合わないが仕事場ではお互いが認め会う存在。
キムタクと中居は高校時代からの同級生だ。
その頃のダブルデートがスマスマで語られていたが、若いころの2人はケンカをしながらもグループとして、森君の脱退も受け入れ、高めあって今の地位を確立してきた。お互いが認め合う仲だからこそ、仲が悪いと叩かれながらもこの25年、SMAPをやってきた。
なのに、なぜ・・・。
事務所に言わされた感満載ではあったが、SMAPを続けるかぎり、事務所からの指示だろうがリーダー中居をたてて、中居に口火を切らせて欲しかったと思うのが本音である。
中居もそうだ。ため息までだし、不満を露わにした。
とりあえず解散宣言だけはなかったことに安堵はしたものの、何となくすっきりしない感情だけが残った。
あれからおよそ2週間。
あの時降った雪はまだ残っている。
私の感情と同じだ。
SMAPは25年、夢を与え続けてくれた。
子供たちは彼らみたいなアイドルになりたいと事務所の門をくぐった。
そしてまた多くの女性たちに恋する気持ちを抱かせてくれた。
男たちにかっこよさを教えてくれた。
話題も提供してくれた。
その根底には彼らの笑顔があったからこそだ。
事務所の問題もマスコミによって露呈された。
私はファンとしてペンを握っているのでその問題にはあえてふれない。
ただひとつ、彼らへのメッセージとして、笑顔のないSMAPはいらない。
あなたたちが本当に心底、笑えないのなら、解散に一票捧げるつもりでいる。
昔、SMAPが歌った「雪が降ってきた」という歌があった。
♪今年最初の雪が低い空から舞い落ちる 肩を寄せ合う君が 僕の隣りいないよ
あのときのふたり まだこんな日々が そう来るなんて思わずに
雪の降るまち 一人で思い出と歩いた 静かに降る雪 手のひらにそっと乗せて
きっと君は僕のたったひとつだけの そうかけがえのないものさ♪
今年9月の契約更新時期にどうなるか行方が気になるところではあるが、この歌のように、キムタクと中居が後悔しないような道を選んでほしいとファンとして思う。
決して一時の感情だけで動かないでほしいと。
そして、もしも笑顔で別れたのなら、たとえSMAPがなくなったとしても、ずっと応援し続けるから・・・。
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