トップページ ≫ 社会 ≫ 坂戸市長選、石川氏圧勝におもうこと
社会
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極端にいって石川清氏の圧勝は清パワー炸裂という表現が適格かもしれない。
4年前、当時現役で4選をねらった伊利仁氏を6,000票近い大差で勝利した時、驚いた市民が多かったが、4期市議を務めトップ当選もはたしている強者石川氏は選挙のコツと人情のつかみ方が実に巧みだった。時には唖然とするような言葉の使い方も、実は人の心に直球で入ってゆさぶり、共感を創りあげていく清流人心術といって良い。だから、個人経営者、自営業者の多くはなびいていった。まして、直言力、約束力にたけているから、なおさらだ。敗れた側はパワーに欠けた。公報で石川氏をあれだけたたいても、ではあなたは一体、何をやり遂げるの?という問いに応える力量感がなかった。さらに地方政治における市長と県議の関係。一言でいって敵対は住民のためにならない。その点で地元県議、木下たかし氏の今回の姿勢は将来性豊かな人だけに残念の感が強い。しかし、ピンチはチャンス。反省すべきは反省し、修復すべきは修復し、氏の夢の実現の貫徹をはかってもらいたい。政治なのだから。
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