トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 知事特別秘書は薩摩隼人
コラム …埼玉の余話
上田知事の特別秘書に伊地知伸久氏が就任した。いうまでもなく特別秘書は県政の要だ。それだけに気の早い政界すずめ諸氏は“上田さんは五期やるぞ。こんどのタマはかなりいいらしい”とニンマリとほくそ笑んだほどだ。
今度の特別秘書は県庁の部長待遇だという。その職に就いた伊地知さんは地方の政治を熟知している人だ。上田氏が衆議院議員の時、民間から秘書になった。そしてその後、志木市の市議会議員を四期務めた。議長という要職にも就いた。一方でPTA活動に力を入れ、埼玉県のPTA連合会長から全国の副会長を務め、会長になる寸前、仕事の都合で辞めたという。
薩摩隼人の血を引いている。伊地知という姓は、いぢち、いじち、いちじ、いちし、いちち等、七つぐらいの呼び方があるが、鹿児島がルーツだ。厳密には福井にその源流があるらしいが、それはともかく、この人に託されたものは重く、大きい。何よりも知事を理解し、助け、手足はおろか心臓や頭脳にもならなければならない。情報の収集力に長け、分析力も優れなければならない。そしてその上、周囲に好感をもたれることが大事だ。
この薩摩隼人は、やれそうな予感がすると県政通が言っていたが、期待をしてやまない。
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