トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 時の人 舛添都知事の48回
コラム …埼玉の余話
舛添要一さん(67才)が時の人となっている。年間48回しか湯河原の別荘に行っていないのに。経費対効果と言う面でいえば、別荘は足を運ばなかったら、とても元は取れない。だからこそ、別荘の湯船につかると、足が伸びていいとシャレた。
もう論外だ。人は身分や立場をわきまえなかったら当然批判されるし、落語以下となる。公人にして権力者がこの人の立場だ。自ら政治家はトップだと吹いた。あの石原慎太郎氏もよく、都庁を留守にした。しかし、プライベートとパブリックをよくわきまえていた。格がちがう。
何故か舛添さんがホテルのスイートルームというと、似合わない。他県の知事もあきれている。りっぱな経歴を持っているのだが、気の毒なことに成り上がり者に見られてしまうから、これはもう人徳の薄さのなせるワザなのか。政治家の劣化を自ら示し、時の人となったのだから悲しい。さらに現在公民権停止の身の前猪瀬知事まで口を出してきているのだから世も末だ。
あと4年で東京に世界の人がやってくる。もし、舛添さんが再選されていたら、オリンピックの最中も公費で湯河原に出かけて、足を伸ばすのだろうか?もしそうなったら、この人は時の人を超えて、「時の超人」となり、世界の人々の記憶にこびりついて離れまい。笑止である。
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 秋刀魚苦いかしょっぱいか(2024年11月08日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR