トップページ ≫ 文芸広場 ≫ 見頃はいま!!~埼玉県天然記念物「骨波田の藤」
文芸広場
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藤の花って、健気に感じるのは筆者だけではないのでは?一本の木から、棚につるが拡がって、紫や白の小さな花が房状にぶら下がる。花言葉は「陶酔」。その清楚な美しさと香りにうっとりする。
筆者は、このゴールデンウィークに本庄市にある長泉寺の「骨波田の藤」を見てきた。樹齢650年の藤は県の天然記念物にもなっている。骨波田は、寺の所在地である高柳字骨波田からきている。地名の由来は、大蛇退治の伝説による。昔、大蛇のたたりによる天災や疾病に困っていた村にある高僧が訪れ祈祷を捧げたところ、沼の水面に、それまで沈んでいた大蛇の骨が浮かび上がって大きな波が立ち、骨を手厚く埋葬したことにより平和が訪れた。この高僧が長泉寺を開いたといわれている。
伝説がある寺だけあって、建造物も趣がある。山門は階段で登れる。上からの眺めもいい。
5月5日現在で7~8分咲き。例年より開花が早い。花の命は短い。大急ぎで出掛けて欲しい。でも花はゆっくりとご観賞あれ♪
◆場 所:曹洞宗 大用山 「長泉寺」(本庄市児玉町高柳901)
◆開園時間:8:00~18:00
◆入場料:大人(中学生以上)500円
小学生以下無料、10名以上の団体は半額、障害者手帳をお持ちの方、介護施設の方は無料
◆駐車場:観光バス用5台、乗用車100台
◆ホームページ:http://www.kotuhata.or.jp/
◆問合せ:長泉寺 ℡0495-72-3122
有賀 摩美
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