文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
わたしの足はしっかりと
あの碧空にむかっているのに
ブランコを力一杯こいでも
決して空には届かなかったの
幼い時のあの透きとおったような悲しみを
思い出しては語っていたあなた
アクアマリンのような瞳を
遠い空に投げ出しながら
突然 あなたが逝ってしまって
わたしは今 あなたがこいでいた
ペンキのはげたブランコを
思い浮かべてはつぶやいている
あなたはやっとあの空に
届いたんだと
柊子
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