トップページ ≫ 社会 ≫ ふじみ野市トップ当選・渡辺大市議会議員の市政報告会に想う
社会
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昨年の選挙で初出馬、トップ当選のふじみ野市の渡辺大議員が市政報告会を開催した。
市民である私は、興味と期待を抱き、その会場に足を踏み入れた。
4月と5月の2回にわけて開催していたので、その人数は一会場およそ30人程であったが、アットホームな勉強会ということで親近感が湧いた。
渡辺議員はホワイトボードを使い、まるで講師のように市の会計報告、収入、支出などを述べ、市民の税金の使い道、市の財政がどのようなものかを分かりやすく伝えた。
市民として、合併の必要性、市が市民に対し行っていること、補助金関係など勉強になったというのが率直な意見である。
始まってまもなく、高畑市長が来場。
「渡辺議員は純粋な思いを議会にぶつける必要なひとだ」と語った。
さらに、渡辺議員の説明を補足的に話す様子も見られ、その親交の厚さも垣間見られた。
最後に来場者からの質問があった。
その答えに彼の議員としての出発点を伺え知れた。
それは、子供の貧困イコール学力低下という社会の現実をどうにかしたいと議員になった、ということであった。
そして、渡辺議員から知らされたふじみ野市の現状に愕然とした。
小中学生9000人に対し、親の所得により就学援助制度を受けている生徒が998人という数字であること。
勿論そのような子はどんなに学力が優れていても塾には通えない。
そんな子供たちに市から無償で学ぶ場をあたえてあげたいと熱く語っていた。
私は会場を後にする前に私の隣の青年に話しかけた。
ほぼ年配者のなかにこの若者がどうしてこの場にきたのかという理由をどうしても聞きたかった。
彼は多くのメモをとっていた。
聞くところによると大学生、20歳という若さである。
彼の答えは「駅で渡辺議員の新聞をもらい、興味があったので」と。
渡辺議員は当選後も定期的に朝早く駅立ちをし、30秒で読める渡辺大新聞というミニ新聞を配っている。その発想も面白く、その新聞が彼に響いたのである。
18歳の選挙権が間近に迫る今、このような若者の足を、そして心を動かす渡辺議員のようなバッチをつけたひとが必要なのだとあらためて感じられたひとときであった。
昨今、舛添さんを筆頭に何のためにバッチをつけたのか、あらためて問いたい議員ばかりで期待などできないと諦めかけている有権者が多いことが事実。
しかし、渡辺大議員には、市民の声を拾う、軸足がぶれない議員になってもらいたいと期待を大に、声を大にしてエールを送りたいものである。
古城 智美
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