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コラム …男の珈琲タイム
♪ 上を向いて歩こう ♪ 涙がこぼれないように ♪
明るいメロディなのだが、歌詞は悲しすぎていた。悲しみがおしだす涙。こらえようとすれば、どっとこぼれ散る涙。だから、上を向いた方がいいのだ。しかも、その悲しみをのりこえて、明るい明日をつくっていこう!人は哀愁にみちた希望に生きるしかないのだ。友の死のあと、みんなで涙をこらえながら歌った、送別の歌にもなった。
この歌の作り人、永六輔さんが遠くへ旅立ってしまった。作曲の中村八大さんはすでに61歳で、不帰の人となった。そして歌い手の坂本九さんは、43歳で亡くなっている。六、八、九コンビとして名を馳せた。皮肉なことに、六、八、九とは逆に、若い順にあの世の人となった。人生はわからない。そして、ザ・ピーナッツも永さんと共に逝ってしまった、74歳。
みんな凄かった。天の才と血の出るような努力の才を惜しみなく発揮した。寂しい。しかし、われ我は涙をこらえて、上をむいて歩き続けなければならない。さよなら永さん。
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