社会
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日本のメダル獲得数は史上最高だった。選手の健闘ぶりには心から拍手と賛辞を送りたい。しかし輝かしい脚光は浴びないが勝利は指導者の力量が全てなのだ。指導者の力量は特に高校野球の監督采配に見ることができる。
オリンピックの影に隠れて今年の甲子園はあまり目立たなかったが作新学院の54年ぶりの優勝は指導者の力量が際立っていた。甲子園の采配を見る前に甲子園までたどり着くその過程にまず目を向けると、この監督の哲学。積極、攻めまくるを第一とした。攻撃は最大の防御なのだ。卓球の水谷の見違えるほどの強さは以前と違ったその攻撃力にあった。第二に選手1人1人の個性を見極めながら導いたことだ。第三は選手に対する気配り、目配りを徹底したことだった。そもそも指導者にこの器量が欠けていたら全て失格だ。この器量が選手との深い信頼感を生み、絆を紡ぎ、監督、選手が一体感がふくらみ相手に対して脅威となって刺さっていき、相手の力を削ぎ勝利の栄冠を掴むことになる。後は政略と戦略、そして戦術だ。残念ながら二流の政治家や経営者には監督、コーチは務まらないだろう。政治家も経営者も謙虚にスポーツに眼を向ければもっとましな社会や企業が生まれて来るだろう。
蛇足になるがオリンピックでも甲子園でも審判員の拙さが目立ったのは失礼ながら指導者に比べて日々の研鑽と苦労が足りなさすぎるのではあるまいか。政治における審判員は有権者だと思うと頭が痛い。
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