９月９日は「救急の日」だが、たった今わたしは名付けた。「キュンキュンの日」だ。

最近、年齢的に枯渇してきた女性ホルモンのためにも、生活の中に胸ときめくキュンキュンを探すようになった。そして、能天気とも受け取れるわたしの呼び掛けに応じてくれた数人と、先日集まった。互いの『キュンキュン・ソング』を紹介しあったのだ。略して『QQS』！呼び掛けのメールのタイトルを『QQS』にしてみたが、誰も意味は理解していなかった。理解していなくても暖かい眼で見てもらえて、わたしは幸せだ。

それぞれが持ちよった「キュンキュン・ソング」CDを聴いた。自分以外の選曲は、普段聴かない曲で、とても新鮮だった。声、メロディー、歌詞に集中して、体内に取り込む。いつも音楽は、ラジオで流れる曲を聴いたり、家事をしながらだったりで、じっくりと聴くことがない。集中して聴くことで、音楽の良質な成分が体内に浸み込んでくる。お肌にもよさそう。

ちなみに、その日の「QQSリスト」は以下のとおり。

・WINONA/Matthew Sweet
・秋の気配/オフコース
・花束/バックナンバー
・桜木町/ゆず
・ラブレター/ブルーハーツ
・I’M NOT IN LOVE/10cc
・元気なら、うれしいね/高橋幸宏
・LET‘S GET IN ON/MARVINGAYE

それぞれの過ごしてきた日々が背景にある選曲だと思った。

たまには、キュンキュンソングをじっくりと聴いてみるのもいい。あなたの「QQS」は何ですか？

（檀　まま子）