トップページ ≫ ライフ ≫ NO-FOODLOSSプロジェクトの「食べ切りミッション」を始め時のいま!
ライフ
健康と生活、趣味やカルチャー、お得生活など、暮らしに関するお役立ち情報、またペット動画の配信中。
NO-FOODLOSSプロジェクトの「食べ切りミッション」を始め時のいま!
2016年11月29日
忘年会シーズンに突入し、年が明けると新年会。しばらくは宴会が続く。いろんな関係や集まりでいろんな人たちといろんなものを食べるはず。食べて飲んで喋ってお開き。全員が全員、出された料理を全部食べるわけではない。飲みメイン、喋りメインの人もいる。
宴会の食べ残しの量は、ランチや定食の5倍発生するという。食べ残しはごみとなる。いわゆる食品ロスだ。その食品ロスの年間の量(約632万トン)は、国民ひとりあたり、毎日、おにぎり1~2個分に相当する。1年間でおにぎり365個分。想像がつかない。
食用の魚介類の量(年間622万トン)に匹敵し、世界中で飢餓に苦しむ人たちに向けた世界の食糧援助量(年間約320万トン)を大きく上回る。驚きなのが、食品ロスのうち約半分(約302万トン)が一般家庭から出ている。知れば知るほど、恐ろしくなる数字だ。もったいないでは済まされない。
そこで、私たちひとりひとりができる食品ロスを減らす運動を国は展開している。「NO-FOODLOSSプロジェクト」だ。「ろすのん」というキャラクターをどこかで見たことがあるかもしれない。そのなかで、宴会時の食べ切りミッションとして、「3010運動」がある。
乾杯後30分間は料理を楽しむ「味わいタイム」。
そして、料理のことも忘れずに全員で親睦を深めたら、
お開き前の10分間はもう一度料理を楽しむ「食べ切りタイム」。
おいしい料理とお店に感謝したら、ミッション完了。
乾杯をした後、すぐにお酌に回りがちだが、3010運動を実践すると、一緒になったテーブルの人たちや席の近い人たちと料理を楽しみながら会話も楽しめる。そのあとは、席を移動してほかの人たちとも会話を楽しみ、最後に元の席に戻り食べそびれた料理を楽しめる。宴会を余すことなく楽しめ、食品ロスも大幅に減り、地球にも優しい。いいこと尽くめだ。
埼玉県でも、「食べきりSaiTaMa大作戦」という名前で食品ロス削減に取り組んでいる。食品ロスは単にもったいないだけでなく、様々な問題を含んでいる社会的大きな問題だ。まずは、宴会で食品ロス削減に貢献しよう。
岡 アヤコ
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 秋刀魚苦いかしょっぱいか(2024年11月08日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR