今月、1月22日川越市長選挙が執行される。現職の川合氏に県議5期の渋谷氏が挑戦。それなりに競り合うことが予測されるがやや現職が有利との見方がある。しかし、反川合勢力は巧な広報戦略を展開しており、それが市民にどれだけ支持されるかが注目される。

現職は自民、公明、連合が支持するが自民の一部は渋谷氏を支持しており予断はゆるされない。
5月には政令市さいたま市の市長選挙がおこなわれる。自民党さいたま市議会は前議長の桶本氏を推薦しているがまだ本人は正式な意志表示をしておらず、さらに自民党内もかならずしも一枚岩とはいえず混沌状態だ。また公明の動きも自民とはいかない様子でいまのところ現職の清水氏が有利な状況にあるようだ。
一方都議会の選挙も7月に予定されているが自民党はかなり苦しい選挙となりそうだ。ここで注目されるのは小池知事の動きと公明の動きだ。公明は小池知事側に重心をおいているが北区のように公明の大物候補、太田氏は自民の応援なしには当選が難しくそのへんの動きがさいたま市にもどのような影響を与えるのかも見ものだ。今後都政の動きが様々な形で埼玉県にも影響してくることは必至だけに注目していきたい。