トップページ ≫ 社会 ≫ 大丸パルコ閉店へ、浦和の人々が求めるものは何か?
社会
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大丸パルコ店、閉鎖のニュースが昨年末に報じられた。
開業以来赤字が続き、さらに2015年アトレ浦和が開業したことにより大きなダメージを受けた。
西口には伊勢丹、コルソ、イトーヨーカ堂があるものの、東口は数年前にクイーンズ伊勢丹が閉店してから、産業道路を越えるまでスーパーがなかった。
デパ地下と高質スーパーのこだわり、市場のにぎやかさをコンセプトに2007年に開店した大丸パルコ。東口に住む人々は開店を心待ちにしていたのだ。
鮮魚は北辰、精肉は柿安、グロサリーは北野エース、ねんりん家、まい泉、ハゲ天と有名ブランドがずらり。
開業以来の赤字続きになってしまった原因とは何なのだろうか。
「値段が高い」「買い物がしづらい」「地下まで行くのが面倒」など理由は様々。
年末の買い物戦線をみてもわかるように、浦和の人々にとって伊勢丹は絶対的な王者。高くても伊勢丹なら良いという風潮がある。
アトレ浦和は狭いわりには品揃えが豊富で、品質も良い。多少値段が高くても立地条件が最高に良く便利。
コルソは安さで比べたら、このあたりで右に出るものはいない。
2018年には浦和アトレは6階建てになり、1階から3階には50ほどのテナントが集結、4階から6階はスポーツクラブとなる予定。
大丸パルコ閉店のあとに何ができるかは未定、関係者は近隣のリサーチを進めている。
住民が何を求めているのかを知ることが成功へと繋がることは間違いない。
一市民としては大丸パルコの閉店を悲しみながらも、次への期待が大きい。
馬渕凛子
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