アメリカと日本のトップがゴルフを楽しんでいる中、私も近くのゴルフ場でプレー。

この日は北風が吹き、私の打ったボールに風が後押しし、ボールは前のプレー組を超えてしまった。

私は即座に走り「すみません」と頭を下げた。「追い風だったからね、大丈夫だよ」と笑っておじさんが答えてくれた。

その何時間後。仲間がまたまた、打ち込む。

そして謝りにいくと「今度やったら怒るよ！」ときつく言われた。そりゃそうだ。２度目だから。

そう思いながら、後方組に押され、いくはずのない私のボールがいつもよりはるかに飛び、また前方のカート付近に飛んでしまった。

「本当にすみまません」と頭を下げると、「大丈夫」とまたまたおじさんは笑顔で答えてくれた。

２度と３度のこの返答の違いは何なのか。

それは、私が女で２度目のボールを打ち込んで謝りに行ったのは、男だからである。

これほど人は相手によって態度が違い、極端ではあるが、ゴルフというものによってその性格があらわにされるのだ。

ゴルフは基本１８ホール。

その１８ホールで人生ゲームの凝縮のように、多くのことが起きる。池に入る、隣のホールに行く、ボールを打ち込まれる・・・等々。

そんな時にどんな態度をみせるか、人によって様々である。普段ではみることのない姿が浮き彫りにされる。

スコアをごまかす人、上手く打てないと機嫌が悪くなる人、賭けに本気になり、ゲームの楽しさをも忘れてしまう人・・・だからこそ、「相手を知るならゴルフだ」というトランプさんの選択は間違っていない。

２人が１８ホール後さらに９ホールを２人だけで回ったというのだから、余程気が合い、２人にとっては楽しい時間になったはずだ。

トランプさんは安倍さんからプレゼントされた５０万のドライバーを使ったようだが、シャフトが柔らかすぎてトランプさんにはあわなかったようだ。

ただ、プレゼントされてから日がたっているのでこのことを本人がわかっていたはずだが、それをあえてはじめだけでも使うというトランプさんはやはりビジネスマンではないか。（問題は多くある人だが・汗）

２人のスコアも気になるところであるが、公表はしないであろう。

いや、もしかしたらトランプさんはツイッターで言ってしまうかも（笑）。

まあ、私のスコアも公表すらしないが、ナイスショットの連続ではあったといっておこう。(笑)