文芸広場
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彼がやってきた。わたしを助けるために。
ひとりめの彼は、病気になってしまった。ふたりめの彼は、いろいろ面倒みてあげるのが大変だったからお別れした。
新しい彼は、手間が掛からず頼りになる。末永く一緒にいたい♡
と、ここまでにして、実は食器洗い機を買ったのだ。半年ぐらい買うか辞めるかを悩んだが、買うことにした。理由はふたつある。ひとつめの理由は、二度目のぎっくり腰をやってしまい、予防したいとの気持ち。ぎっくり腰をやったタイミングが、わたしにとっては忙し過ぎてストレスがたまっていた時期だったから、少しでも家事時間を短縮して楽をさせてもらった方が予防にもなると思った。ふたつめは、4月から娘が高校生になって、お弁当づくりがひとり分増えたこと。ひとり分とはいえ、弁当箱はいくつかのパーツで成り立っており、小さなおかず仕切りを洗うのも結構な手間に感じてしまう。
以前、2台の食洗機を経験したが、今回数年ぶりに購入したものは、格段に進化していた。ありがとう、パナソニックさん。今では、ビルトインタイプでない独立型の食洗機を作っているのはパナソニックさんだけだとか。進化でいちばん感動したのが、洗った後に機械内に残るご飯粒などの掃除が非常に簡単になったこと。ご飯粒がたまる網上の皿のスペースが小さいので、掃除が手軽に出来る。以前のものは、掃除スペースが広くて掃除もしにくい形状だったので、つい毎回の掃除を怠っているのを夫に発見されて衛生上の注意を何度も受けた。「発見した際に、掃除してくれてもいいんだよ」との言葉を呑みこみ、いつしかストレスになって、使わなくなってしまったという苦い過去がある。
食洗機があるからといって、洗いものが全てなくなる訳ではないので、結局使わなくなってしまったという話も聞くが、全面的に依存するというよりも手伝ってもらう気分でいるとそれも気にならない。食洗機に洗ってもらっている間に、食洗機に入れられない大きな鍋やら小さな弁当のおかず仕切りなどを手洗いする。
食洗機で洗い終えたグラスのピカピカを見ると、心も晴れる。あなたに頼んでよかった!ありがとう!と感謝の気持ちで一杯になる。食器洗いが大変と感じる方は、食器洗いの上手なだんな様に交換するという方法もあるが、それも難しいので、食洗機がおすすめである。
檀 ままこ
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