文芸広場
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認めたくはないが、おーい!と呼びよせたわけでもないが、やってきたものがある。「老い」である。
自覚症状を列挙して見る。肌のつやがない。白髪が増えた。ひとの名前がすぐに出てこないことがよくある。もの忘れが増えた。等々。
老いとケンカしても勝つことは難しい。まずは認めて、自分なりの対処法を試みる。
・肌のつやがない→寝不足するとよけいにつやがなくなるので、なるべく睡眠時間を確保するようにつとめたら体調がよくなった
・白髪が増えた→美容院で染めることもあるが、普段はカラートリートメントでケアする。トリートメント効果で白髪だけでなく髪全体の状態がよくなった
・ひとの名前がすぐに思い出せないことがよくある→名前を思い出すことをすぐにはあきらめず、時間に余裕のあるときは、思い出す努力をすることにしている。その方が脳みその刺激になるのではないかと考えている。
・もの忘れが増えた→例えば、置き忘れに関していえば、一番困るのはお財布とキャッシュカードだと思う。ATMでお金を下ろすときは、お金やカードの忘れものがないかどうかを人差し指をぐるりと回しながら確認するのが最近のクセ。以前、あるひとが手のひらを拡げて雑巾でテーブルを拭きとるように左右に動かしているのが目立っていたので、雑巾拭きスタイルでなく人差し指ぐるりスタイルを採用することにした。
老いの対処で健康になったり、こうして書き出してみると自分なりの対処法が面白かったり、老いは副産物ももたらしてくれる。おーい!老い!ケンカせずに仲よくしよう。
檀 ままこ
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