社会
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7月12日、浦和伊勢丹のバーゲンが始まった。
30℃の猛暑にもかかわらず、10時半のオープンを待つ客の長蛇の列が正面玄関にできた。年齢層は高め、女性が9割を占める。平日の水曜日ということもあるのだろうか、昨年よりは混雑を感じない。入場制限をしている店も見当たらない。
伊勢丹、大丈夫なのか?とそんな心配を横目にレジには長蛇列ができ始め、更衣室も満杯。ちょっと安心した。浦和の絶対王者である伊勢丹が売れなくなってしまっては困る。
私が20年前に浦和に引っ越してきた頃は、何時間も前から地下通路に並び、お目当ての店の洋服をゲットするために競争しながら階段を駆け上がったものだ。ドキドキ、ワクワクして楽しかったのを覚えている。良い時代だった。
浦和パルコは7月1日からバーゲンを開催。
休日ということもあり、たくさんの家族連れやカップルで賑わいをみせた。
特色のある店舗を集結させ、伊勢丹との違いを創りだし、幅広い年齢層、男女問わず多くの人々から支持されつつある。
都内の百貨店は通年7月1日がバーゲン初日なのだが、今年はプレミアムフライデーの6月30日に初日をぶつけてきた百貨店が多かった。
7月1日、友人と都内のバーゲンに繰り出した。幾つかの百貨店をまわってみたが閑散としていてがっかり。
百貨店業界の大不況を感じずにはいられなかった。ネットで買い物することが当たり前になってしまった今日この頃。手に触れることもせず、試着もせず、誰とも会話をすることもなく、物を購入する時代がきてしまったのか。悲しい。どんな時代も人は人と繋がりをもって生きていくことに変わりをないのだと信じたい。たかが買い物といってしまえば簡単だが、今の時代の流れを映しだしているようだ。
馬渕凛子
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