中盤をむかえた衆議院総選挙。浦和駅東口には各党それぞれの応援弁士が駆け付けた。

週末には肌寒い小雨のなか、自民党公認村井ひでき氏の応援に駆け付けた河野太郎氏の話を聞こうと600人を超える人々が集まった。

河野氏は村井さんと小泉さんは必ず総裁選挙で争う日がくる。その前に私をお願いしますと会場を沸かせた。日米同盟に力を入れてきたことを強調し、自公連立政権で日本の安全を約束させて欲しいと訴えた。村井氏の手を取り、埼玉から未来の総理大臣を送りだしてほしいとお願いすると、万雷の拍手が起こる盛り上がりをみせた。

週明け月曜日には、希望の党公認たけまさ公一氏の応援に岡田克也氏が駆け付けた。岡田氏は集まった約100人余の有権者一人一人と丁寧に握手をかわした。準備が間に合わないのか、希望の党の旗は一本も立っていない。

今季一番の冷え込みとなった雨のなか、傘をささずにずぶぬれになりながら、安倍一強をとめなくてはならないと岡田氏は何度も何度も繰り返し訴えた。野党は分裂している場合ではなく、連立して国民ひとりひとりのためにがんばらなくてはいけない。そのためにも有力な野党たけまさ公一を勝たせてくださいと声を張り上げた。

午後には岸田文雄政調会長が来る予定となっており、浦和駅東口の応援合戦はまだまだこれからだ。埼玉一区の熱い戦いの結末はいかに。

馬渕凛子