トップページ ≫ 社会 ≫ まつりごとだ!ワッショイ!! 2017総選挙
社会
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連日、総選挙についてテレビ、新聞は賑やかだ。政治の政は「まつりごと」と読む。おまつり好きの日本人だもの、この機会に盛り上がって政治について考えてみるいい機会だ。
各党が公約を掲げているが、前回の選挙での各党の公約は、はて?何だっただろうか?そして、公約のうちどれ程のことを実現できたのだろうか?将来への公約も大切だが、過去の公約に対しての実現度の方がわたしは知りたい。マスコミでもっと取りあげて欲しいものだ。
今回、希望の党が「花粉症ゼロ」を公約に掲げているが、ことば自体に食いつくひとは多いと思うが、一体全体どうやって実現するのだろう。国内の杉を全て伐採するわけにもいかないのでは?具体性のない公約を並べられても、有権者のこころは冷えるばかり。
選挙は応援演説に有名な政治家が全国を飛び回るが、これもまつりの見どころのひとつ。
浦和での小泉進次郎氏の演説は、その人気ぶりをうかがわせる大勢のひとでわいた。川越での石破茂氏の演説は、説得力のあるものだったとの声が聞こえてきた。菅官房長官や河野太郎氏なども大宮、浦和を訪れた。
政治は、当たり前だがテレビのなかで行われているわけではないのだが、普段はマスコミ報道で様子を知るのみ。政治は、実はひとびとの生活から遠く離れたところで行われていてはいけないもので、国民自身が自らの意思で選んだ議員に意見を代弁してもらっている。選挙戦も終わりを迎えようとしているが、この機会に、テレビで見る議員たちの人間たる熱き血潮を身近で感じた有権者も多いのだろう。
選挙とは自分の考えの代弁者を選ぶもの。それぞれの公約を見ても自分と全く同じということは皆無。マイナスに聞こえるかもしれないが、誰を選んだらいちばん自分にとって痛みが少ないかということを選ぶ側面もある。
22日の投票日に、あなたはどのような決断を下すのか。そこがまつりの山場だ。
今回の選挙で様々なキーワードが登場し、「踏絵」もそのなかのひとつ。踏絵は春の季語だそうだ。一体、誰が勝利の花を咲かせるのか。見ものだ。
有賀 摩美
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