生き甲斐とは何か

人が羨む美貌や才能があって

常にスポットを浴びる舞台にあり

人々の賞賛を感じている人にはその様な哲学的テーマは不要です

やがて自分はこの人の世で人並みどころか

人並み以下と知るかも知れません

自分にあるものが一つ一つ無くなっていき

次第に生きる希望を無くし

もう何もない、と思っている人もいるはずです

自分に喜びが無ければ生きている意味は何か

という大きな問いにぶつかるかもしれません

生き甲斐というのが

全て自分が他人より勝れたものを持つことであるなら

その生き甲斐は少数の人にしか与えられず

また得られたにしても、やがて変化し無くなるでしょう

どんな場合でも生きているのには大きな意味がある

そして生きている事は楽しい

という考え方が必要です

自分のことに関心を持つと楽しくないなら

他の人の楽しみを見て楽しむというテがあります

とはいえ世界中の人を対象にすると大変です

一番大変なのは

聖人君子にならなければならないことです

それで人の為というのをごく身近に絞ります

取りあえず家族がいます

汝の敵まではとても手が回りません

そういう人種は考えるだけで気が重くなるので

少数の友人知人までにします

家族は自分がいなければ困るでしょう

同じ目線をもつ少数の友人知人も

今私が生きていて良いか〇悪いか×と問い合わせれば

今のところ〇印をつけてくれるでしょう

友達や知人は普通の人がいいです

山上　村人