社会
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政策集団水月会第3回セミナーが30日ホテルニューオータニで開催された。代表である石破茂代議士を総裁に。その熱気で講演会場は椅子が足らず立見の人でぎっしり。仙洞天皇が広沢の池で「映るとも月も思わずうつすとも水も思わぬ広沢の池」と詠んだ。無我の境地で、虚心坦懐に国をよくしたいという思い、それが水月会の名前の由来だ。
「水月会は政策集団であり、メンバーは一騎当千の闘士。そして、石破政権誕生を目指して日々精進している。いいニッポンを作るため、未来への投資と考え、ご支援を」と斎藤健農水大臣が挨拶。
《石破茂氏講演要旨》
政策に強く、選挙に強い集団でありたい。きちんと自分の言葉で政策を述べる、誠心誠意お願いをする、有権者の声を聞く、それが選挙の基本。田中角栄先生が、歩いた数、握手した数が票の数とおっしゃった。それも大切だ。選挙に勝つことは手段でもなく、目的ではない、何をするかが肝要。全国津々浦々、国民が何について怒り、何について悲しんでいるか、それを私たちは感じとる、それが政治である。日本の歴史は常に50年ごとに時代の転換期を迎えている。まさにそれが今。来年は新しい天皇が即位する時代の変わり目だ。いつの時代も国を変えるのは地方の力、民衆の力。国民一人一人が国を思い、次の時代を考え、世界の平和にむけて何ができるのか、そんなニッポンにしたい。そして、国もあやまりのない道をしっかりと歩むべきなのだ。志ある人物がリーダーとなって、政と官のあるべき姿を取り戻す。わたしたちは愚直に謙虚に歩み、やっぱり自民党を応援してよかった、と皆様から言われる政党をめざしていく。
石破氏率いる水月会、埼玉ゆかりの国会議員は元埼玉県副知事の斉藤健農水大臣、埼玉7区選出神山佐市代議士。国会があまりにも稚拙なやりとりが続くなか、石破氏のスジの通った論陣は自民党ここにあり、といった重厚さを感じ、場内の熱気もあわせて、時代の潮目を体感する夜であった。
大曾根惠
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