トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の帝王 その②
コラム …埼玉の余話
中国の帝王学「貞観政要」を読んでいくと、帝王は何もトップのことだけではないということに気づく。例えば、日大の元常務とてトップではない。しかし莫大な権力を握っている。要するに、大ボス、中ボス、小ボスはそれぞれ帝王なのだ。県西部の某県会議員など、そのさいたるものだろう。何かというと、自分以外を支援している者に、脅かしや、邪魔をしてくる。「俺の言うことを聞かなと!」という態度で一貫している。周囲は誰も注意ができない。嫌われたくないという心理が働いて、益々この中ボスを増長させていく。しかし過去30年~50年、こんな中ボスが大成したためしがない。最終的には選挙に落選して、晩節を汚して終わりになってしまうのだ。しかし今はわからない。いい気になりきっているからだ。大物と言われてきた元県議のSさんもいい例だ。一気に権力の座から滑り落ちて、10期もやっていた県議の座を失った。しかしこの人も真の反省はしていない。わかっていないのだ。また来年選挙にでるという。自由だが、昔吸い過ぎた権力の蜜が忘れられないのだ。有権者は目覚めるべきだ。主役は有権者なのだと言うことに。
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