トップページ ≫ 社会 ≫ 外環道開通が日本経済を一層躍進!
社会
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今月6月2日(土)東京外郭環状道路三郷南IC~高谷JCが開通した。4つの放射道路(東関東道・常磐道・東北道・関越道)の接続により、都心の交通円滑化・物流生産性の向上、千葉湾岸エリアから、都心を通ることなく北関東各地へのアクセスが可能となった。
6月14日(木)に国土交通省・東日本高速道路・首都高速道路より開通1週間の首都圏交通状況の発表が以下の通りあった。
高谷JCT〜大泉JCT(関越道)では、20分減(60分⇒40分)、高谷JCT〜川口JCT(東北道)28分減(54分⇒26分)、高谷JCT〜三郷JCT(常磐道)28分減(43分⇒15分)となり、湾岸エリアから北関東方面への所要時間が大幅に短縮した。
今まで都内を通過していた車両が外環道に確実に転換している結果となった。外環道(市川中央IC〜京葉JCT)の交通量は約4万台。中央環状線の交通量が東側で約1割の減少となった。
環状道路は全線開通によってその当初の目的とする交通集中、渋滞の緩和を最大限実現する事が出来る。昨年2月、東京外郭環状道路は関越~東名区間の本線トンネル工事が始まっている。用地の未取得、難工事が予測される箇所もあり現時点では完成時期は未定である。利便性の更なる向上は快適なドライブの実現といった側面のみならず、経済活動への波及効果への期待もまた大きいものがある。
小松隆
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