社会
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自民党県議団が先日の県議会で世にも不思議な行動にでた。全国知事会のトップにたった上田知事に対する批判の抗議文を県議会の意思として送り付けたというもの。すなわち、上田知事は自ら自粛条例を破ったにもかかわらず当選を果たし、なお、全国知事会長に選ばれたことはおかしいという意味のものだ。こんな抗議文を、全員で上田氏を会長に選んだ知事会が受け入れる筈があるまい。政治の最も初歩的な知識だが県民の民意とは選挙だけだ。上田氏は3年前、自民党の候補をトリプルの票で破り、圧勝したのだ。この選挙に対して、自民党県連も県議団も何の総括も反省もしていない方が責められるべきなのだ。しかも県議会では自民党一党だけの多数で決まってしまう。このことは暴挙であり、迷走以外の何ものでもない。友党である公明党はやはり良識をもって自民党に賛同しなかった。県会のOB達に取材を試みたが、解答はみな同じだった。「ここまでおかしくなってしまったのか。恥ずかしい。」ということだった。もし、自民党県議団内の多数が、本気で自分達が正しいと思っていたなら、誰も県議会を信用しなくなるのだけは必至だ。
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