アダルト動画を市議会のLANを使って不正に投稿したという市議が辞めた。市議はそのことによって金銭に替わるポイントを取得していたという。「うっかりしてしまった」と会見していたが、あまりの品性下劣さにテレビの映像をも正視することができなかった。公人たる議員が不正投稿、議会のLANを公私混同使用。しかもアダルト。しかもうっかり。公人というより社会人としての人間性の欠如だ。そして朝霞市議会。賛成討論した保守系議員は、市が作成したものをそのまま使用したというのだ。呆れるではないか。議員としてのスキルに「論陣をはる」ということがある。常々、議論すらできない人は議員になってはいけない、と感じていたが、ここまでヒドイとは！さらに議員たちの釈明が「あうんの呼吸でした。自分で作成するのはわけはないが、市が作ったもののほうが適切だから使用しただけだ」と。まさに口は重宝、お粗末千万！だ。市作成資料の丸読みはありえないではないか。「市民のためになるかどうか？」その基本こそ議員の本分だ。

大曾根　惠