国民民主党の新しい党首が誕生した。メディアは一様にこの党に批判的だ。この党に未来の展望は拓けないと。では立憲民主党に未来はあるのか。世論調査でもジリ貧だ。自由党は問題外だ。共産党はどうか。これまた一定以上は伸びていかない。そういう、いわば負のイメージをもった党が野党連合だと騒いでも何ら国民は期待しない。そこへいくと国民民主党は完全な保守政党だ。政策面でも自民党、公明党とさして変わらない。国民と自由とどこがちがうのか。民主党（旧）は野党でなければならない必要性は一つもない。信頼に足る保守党の核づくりに汗を出すべきだ。そして本当に国民から握手と期待をされる保守二党ー二大政党制をつくるべきだ。立憲民主党にすり寄ろうとする品格に欠けることは絶対にすべきではない。そういう姿勢をとっていけば、今は苦しくとも国民民主党には未来が待っている筈だ。自民、公明と連立することだって可能だ。過去の幻想にとらわれているようでは、この党にはそれこそ未来はないだろう。