トップページ ≫ 社会 ≫ 明石市長の暴言騒動にみるエリートの選民意識について
社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
明石市長の暴言騒動にみるエリートの選民意識について
2019年02月02日
明石市長・泉氏による「燃やしてしまえ」といった暴言はまたまた全国民が驚いた。泉氏、東京大学卒業→NHK入局→弁護士事務所開設→衆議院議員当選(旧民主党)そして明石市長に。まさにスーパーエリート。高学歴で弁護士。選民意識はぬぐえないのだろう。弁護士という職業もいろいろで、法律に基づき依頼人のために働くのだが、冷たい人もいれば人情派もいる。
泉氏は問題発覚直後、辞職せず選挙に出馬し「民意を問う」という姿勢をみせていたが、本日付で辞職届を提出した。
埼玉・川越市。昨年9月に起こったセクハラ問題。辞職した新井喜一氏は4月の選挙に出馬準備をすすめている。セクハラの現場となった場所に同席した樋口なおき市議・海沼ひでゆき市議は謝罪会見を開き、市議会では問責決議が可決されたものの、辞職せず、当人たちは4月の選挙にそなえて駅頭で自分の活動ビラを配っている。謝罪会見もしなかった小高浩行氏はマメにホームページを更新していたものを9月以降ぱたりと止めていた。小高氏不出馬かという話もでていたが、ここで出馬準備をはじめたという。川越市のセクハラ騒動も「勝てばいい」「みそぎ選挙だ」という風潮になっているとはあまりにも政治風土が劣化してはいまいか。
選挙になって投票するときに経歴チェックはかかせない。学歴とは「学習の歴史」と教わったことがある。いわゆる一流大学を卒業していても「自己研鑽」がなければ人間力はゼロなのだ。いくつになっても「学ぶ姿勢」「反省する姿勢」「知識を得ようとする姿勢」は大切だ。ホンモノを見抜く力で投票していきたい。統一選はもうすぐ。
大曾根惠
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 秋刀魚苦いかしょっぱいか(2024年11月08日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR